事務職で入社したはずが…免許取りたてでトラック運転を任され、学校に突っ込む大事故…

仕事で「大きなミス」をしたことはありませんか？
今回はそんな仕事でミスをしたエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。

慣れないトラックを運転中

入社1年目の3月、慣れないトラックの運転中の出来事です。事務職で入ったのに何故かトラックドライバー。トラックはオートマ限定でも乗れるタイプでしたが、普通免許を取って1年も経っていませんでした。毎日気を張り過ぎるくらい張って運転をしていましたが、その日は集中力が切れてしまって一瞬眠くなりました。その時、ハンドルを切るのが甘くなり専門学校の門扉にそのまま突っ込む寸前で目が覚めましたが、今度は動揺しすぎてアクセルとブレーキを踏み間違え、勢いよく門扉に突っ込みました。門扉にぶつかっても勢いがまだ収まらず、そのまま車体左側を下に回転しながら転倒しました。車は大破して、大きな物音と振動で学校側の先生達が来てくれて救急車と警察を呼んでくれました。

反省を促すために減給処分

私はというと悪運が強いみたいで、かすり傷だけで大きな怪我はなく、運転席側の扉が天を向いてる状態だったので人生で初めて扉を下から押し上げて自力で出ました。幸いなことに授業中だったので、学校関係者は巻き込まず、歩行者も他の車もいなかったので自損事故で済みました。会社の保険で門扉、門扉近くの花壇、車の買い替えで約400万程かかったそうです。反省を促す為にもと減給処分を言い渡されました。ですが、そもそも事務職での採用なのに免許取って1年も経っていない人間にトラックドライバーをさせる会社。それでも入社したのだからと、とにかく頑張ってみようと思って努力しましたが、運転は怖いしもうこりごりだったので退職しました。それから12年が経ち、今は仕事で車を運転する事なく事務職として別の会社で働いています。たらればになってしまいますが、事故したのは私なので本当に申し訳ないです。それに配属が話と違った時点で辞めるなり、せめて転属していれば事故は起きなかったのかなぁと時々思い返しています。

(30代・女性)

今回は、仕事でミスをしたエピソードについてまとめました。

文・MONEY TIMES編集部